2014/09/15

Aspure One D250はLinux mintの夢を見るか?


諸般の事情でサーバにSSH接続してコマンドが打てる端末が必要になりまして…。そこで白羽の矢がおっ立ったのは大学時代に使っていた5年落ちのAspire One D250。サポート切れのXPの消去も兼ねて適当なOSを入れればとりあえず目的は達成できるのではなかろーかと思いついたのであれこれ弄ってみました。

※野暮なお願いではありますが、以下の作業を行う際はAt Your Own Riskでお願いいたしますね。


Linux mint
 5月にリリースされた17 Qianaは2019年までのLTS(長期サポート版)というのも「それ魅力!」ということで定番中の定番のこれに決定。最初はとにかく軽いXfce版を入れようかと思ったのですがどうもlibdvdcss(コピーガードが解除出来ちゃったりする)の関係で日本では商用利用や再配布に規制が、という事らしいので念のためMATE No codecs 32-bitにしておきました。

LinuxLive USB Creator
 確かデフォルトでLive CDになるはずなのでこれでなくてもいけるんですが、たまたま作業端末にインストールしてあったので使ってみました。

●BIOS設定
 初期設定だとHDDからブートするので、USBや外付けドライブを読み込んでしてくれません。起動時にロゴが出る瞬間にF2押下でセットアップ画面を表示させ、Main 画面内のF12 Boot MenuをEnabledにすると起動時にF12押下でどこからブートするのか選択できるように設定しました。

●BIOSアップデート(おまけ)
 何せ登場直後に購入した機体なのでBIOSのバージョンが1.07ともっとも古いものだったので、試しにアップデートを行ってみました。メーカーとしてはアップデートは非推奨らしいので安定して動いているのなら触らないほうが良さそうですが、何故かファイル自体はちゃーんとここで公開されているので気になってしまうのが男の性。方法を探ってみたところMS-DOSのBootableデバイスを作ってバッチファイルを実行すればどうにかなる、とのこと。早速最新の1.29まで更新してみましたがキーパッドが反応しなくなる現象が発生。外付けのUSBマウスを繋いだところ直りました。謎。

●交換用バッテリー(6セル)
 メーカー純正品はとうに手に入らなくなっているので怪しい互換バッテリーを購入。
味わい深い日本語説明も付いてお値段衝撃の1,900円。作りもふにゃふにゃしていて長持ちしそうに無いですが安いので許せます。

いまどき古いハードウェアなんて買い換えた方が安いし早い、というのが通説ではありますが古いハードウェア上で出来ることを考えてみるのもまた一興、ですね。

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